2.農業委員会の主な活動 「農地管理対策活動」
●農地パトロール
農業委員会では、かけがえのない、貴重な農地を守り、有効に利用するために、農地パトロールを行っています。農地パトロールでは、各地区担当の農業委員がそれぞれの地区の農地を巡回し、「農地が適正に管理されているか」「無断転用がなされていないか」を確認しています。  パトロールの結果、遊休化しているなど、問題のある農地については、農業委員会が所有者に是正指導を行い、適正な管理を働きかけています。
●「耕起の日」の取り組み
遊休農地の所有者に対して、耕起作業を呼びかける「耕起の日」運動を展開するとともに、農業委員自らも遊休農地を耕し、市民との交流用農地として活用しています。
●遊休農地で古代米を栽培
また、遊休農地の解消策として、古代米である「赤米」の栽培や、市民農園を開設する取り組みも行っています。
●防災協力農地登録制度の普及・推進
都市の中に残された貴重な農地を防災空間として活用しようとするのが「防災協力農地登録制度」です。  
この制度は、大規模な災害が発生した時に、農地を避難空間などとして利用できるよう、農地所有者の協力を得て、あらかじめ農地を登録しておくものです。  
農業委員会では、管内の農家に対し、登録への協力を呼びかけており、都市の中での農地の多面的機能発揮の一事例として期待が寄せられています。
●農業・貴重な緑の生産者