1.農業委員会とは
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●農業委員会系統組織の概要
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農業委員会とは、法律(農業委員会等に関する法律)に基づいて市町村に設置されている行政委員会で、農業者の選挙によって選ばれた代表を中心に構成されている組織です。
この市町村に置かれる農業委員会、都道府県の認可法人である都道府県農業会議、国の認可法人である全国農業会議所の3段階から成り立っているのが、農業委員会系統組織です。大阪府農業会議は、市町村農業委員会の会長、各種農業団体の代表、学識経験者などで構成されています。 |
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全国農業会議所 |
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会員 |
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都道府県農業会議
(47都道府県) |
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常任会議員会議 |
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(原則として農業委員会会長) |
農業委員会 |
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全国の委員会数 |
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1,822 |
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全国の農業委員数 |
: |
38,752 |
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(平成19年9月現在) |
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総会
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[農地部会][その他部会] |
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選挙による委員 |
農業者 |
(10a以上の農地を所有する
農業者とその家族
約839万人) |
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農業委員会の総会の模様 |
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農業委員会の活動の核となるのは農地です。
農地の売買や転用など、農地法に基づいて公正に審査し、許認可等を行います。(市街化調整区域の農地の場合は都道府県知事許可、4haを超えるものは、農林水産大臣の許可となります。)そして、地域農業振興の推進組織として、農業の担い手育成や農地の有効利用に取り組んでいます。
また、農業者を代表する機関として、農業者の意見を積み上げ、市町村長などに対する建議や要望としてとりまとめ、行政・政策に反映させるよう努めています。 |
■農業委員会の3つの基本的な性格 ■ |
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市長への建議手交式 |
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